「韓国語を勉強してみたい!でも何から始めていいのかわからない。」と思いませんか?
私も最初の頃は「何の勉強からしたらいいんだ?」「まずは単語を覚えよう!」と闇雲に参考書をたくさん買ったり、歌の歌詞を書いて覚えようとしてみたり、遠回りしながら勉強した記憶があります。
韓国語能力試験の上級を取得した今だからこそわかる韓国語習得の近道に向けて勉強する順番とレベル別おすすめの参考書をご紹介します。
●早く韓国語を習得するために勉強するべき順番
①ハングルを読めるようにする
②知っている単語を増やす
③文法を覚える
④短い文を読めるようにする&ドラマなので実際の韓国語を聞く
⑤実践してみる
ただ、これを上から順番に一つずつ実践するのではなく、もちろん同時に勉強していくのがベストです。
1.ハングルを読めるようにする
まずは、韓国語を読めないと何も始まらないので1番最初にすることはハングルを読めるようにすることです。
とは言っても、日本で売っている韓国語の参考書のほとんどはカタカナで読み方が振ってあるので、안녕하세요(こんにちは)=アンニョンハセヨ(こんにちは)だな!とカタカナで覚えちゃいますよね。
ですが、実は韓国ではンとンの発音は違うのでハングルで覚えたほうが効率がよく発音もわかるようになるのでおすすめです。
アンニョンハセヨを韓国語で書くと「안녕하세요.」となり、左から1文字目と2文字目のㄴとㅇの部分が日本で言う「ン」の発音になります。
カタカナを読んで単語を覚えていくのもいいですが、それだと覚えるスピードも遅く、のちのち発音で躓いてしまうので、参考書で口の形など学びながらYou Tubeなので発音の確認することをおすすめします。
ハングルを学ぶのにおすすめな参考書は『1時間でハングルが読めるようになる本』です。
実際の韓国にある看板など写真入りで、文字一つ一つ形で連想しながら学べるので初心者でも飽きず続けやすい参考書です。
2.知っている単語を増やす
これは文法と同時に学習を進めていくのがおすすめです。
韓国語の文法を覚えても単語の意味がわからないままでは理解も話すこともできないので、単語は毎日少しずつ覚えていきましょう。
この段階では、ハングルは読めるようになっているはずなので、「한국(韓国)」とあったらカタカナはあまり見ずに読むようにしてくださいね。声に出して読むことで耳も鍛えられますよ。
単語はひたすら覚えるしかなく苦痛になりやすいですが、私が覚えやすいと思ったのは「できる韓国語」の単語集。
単語一つ一つに例文がついているから状況がつかみやすく頭にスッと入ってきます。
これはハングルに読みがなが振ってないので覚えるスピードがグンと上がります!!
実際私もこのシリーズは覚えやすく、韓国留学中もお世話になりました。
文法の段階へ進んでも、わからない単語があったら調べるのを癖付けましょう。
ちなみに単語を検索したいときに私が使っているアプリは「Papago」です。
Papago – AI通訳・翻訳
NAVER Corp.posted withアプリーチ
韓国語以外でも英語や中国語などにも対応していて、画像やWebサイトの翻訳もしてくれるので非常に便利です。
無料でダウンロードできるのでよかったら使ってみてください。
3.文法を覚えるには?−「できる韓国語」がおすすめ
ある程度ハングルが読めるようになったら次は文法です。
韓国語の参考書は10冊以上活用しましたが、その中でも覚えやすいと思ったのは、先程単語学習でもおすすめした「できる韓国語シリーズ」です。
韓国語のレベルに合わせて初級から上級に分かれているので、少しずつレベルアップしていく感覚を実感できます。
最期ほどの単語学習と一緒に初級のレベルから始めていきましょう。
こちらもハングルに読みがながないので初めのステップ【ハングルを読める】が実践できていないと難しいです。
ただ、この参考書で勉強が出来るようになると成長が早いです。
私も韓国留学して現地で韓国語の能力が伸びたなと感じるのはハングルしかない環境だったからだと思います。
完璧にハングルが読めなくても大丈夫なので、ある程度ハングルがわかってきたらこの参考書を使って見てください。
このシリーズだけは留学中にも活用していましたし、留学を終わった今でも使用しています。
4.文を読んで聞いて理解する
ハングルを読みながら文法を覚えてきた方ならもうすでに「文を読む」はある程度できているはず!
さらに覚えるときに声に出して単語や文法を勉強していた人ならある程度聞くことも出来るはずです。
あとは、ネイティブのスピードについていけるか。
ここからは毎日短い文を声に出して読んで見ることがおすすめです。
毎日文を読むことで文を追うことに目が慣れてくるので、徐々にスラスラ読めるようになってきます。
慣れるには継続が必要なので「1日で一気に1冊の本を読む」よりも「短い文を毎日続けて読む」ことが大切です。
リーディングにおすすめな参考書は「やさしい韓国語で読む韓国の昔話」です。
短い文章の昔話がいくつかあり、ストーリーを楽しみながら学習することができます。
文の日本語訳や話のポイントとなる単語、接続語の説明もあるので単語力を上げたい人にもおすすめです。
また、CDもついているのでリスニングも一緒に勉強することができます。
読んで聞いて覚えることで成長速度が早くなりますよ。
5.できることなら実践してアウトプットする
何かを学ぶときはインプット(覚える)だけでなくアウトプット(話して実践)することが大切です。
実際に会話してみると「文法は覚えたはずなのに言葉にできない」「単語を覚えたはずなのにとっさに出てこない」ということがよくあるからです。
イメージではわかっていても、実践しないと難しいことってよくありますよね。
例えば車の運転、初めの頃は「バック駐車するイメージはあるのに実践してみると思ったよりも難しかった」という経験がありませんでしたか?
ですが、難しいながらも実践することで上達していきますよね。それと同じです。
韓国語も話せるイメージはあっても、実際に会話してみると難しいということがあります。
もし同じように勉強している友達がいれば簡単な会話をしてみてください。
周りに誰も話せる人がいない人は思い切って一人韓国旅行をしてみるのもいいと思います。
実際に話してみるとコレで合ってたっけ?これはどうやって韓国語で表現するんだっけ?と疑問に思うことがどんどん出てくるのでますます上達が早くなりますよ!
「まだそんな会話なんてできないよ」と思っていても、ジェスチャーや表情で表現しながら話してみると思ったより通じるものですよ(^^)
文字でアウトプットするなら【ハロートーク】というアプリがありますが、これは出会い目的の韓国人が多いので注意してください。
『初めてだから誰かに教えてもらいながら会話したい』、『ハングルすらわからないけど1から勉強したい』という人は、私も名古屋駅周辺のカフェで個人韓国語レッスンをしているのでよかったら来てください。
お問い合わせはプロフィールにあるインスタDMからお気軽にご連絡ください。