韓国でワーキングホリデーをしよう!と決意したとき、不安に思うのが「バイト見つかるかな?」ではないでしょうか。
他の記事でもワーキングホリデー中のバイトについて少し触れましたが、今回は、実際に私がバイト探しで使ったサイトもお伝えしながらもう少し詳しくお話したいと思います。
バイトを探し始めたときの語学力は?
私は約1年5か月韓国でワーキングホリデーをしました。(通常は1年ですが感染症の影響で期間が長くなっています)
ワーキングホリデーをする前に語学留学で4か月勉強しましたが、バイト探しをスタートしたときの語学力は初級レベル(TOPIK2級取得)でした。
TOPIK2級とは《簡単な電話やお願い程度の日常生活に必要な言語や、公共機関での会話ができる》とされています。
しかし、実際はそんなに韓国語ができたわけではなく、「待ち合わせの日時が理解できる」「スーパーやコンビニで買い物ができる」「バスやタクシーで目的地がわかり下車することができる」くらいだったと思います。
この程度の簡単な韓国語力でもバイトを見つけることができたのでその方法についてと、多少は勉強しておかないと難しいということも記載しています。
韓国でバイトを見つけた方法
バイトを探す方法はいくつかあります。
①知り合いからの紹介
②日本人向けサイト(コネストなど)を利用する
③韓国人も使用するアルバモン(알바몬)などのアプリを利用する。
私の場合は2つ目の「コネスト」という日本人向けに韓国情報を発信しているサイトで見つけました。
このサイトではホテル予約や公演チケット、コミュニティからバイト募集までさまざまなコンテンツがあるので留学前から知っておくといいサイトです。
このサイトに載っているアルバイトは、バイトを募集している店が書き込んだものなので、求人が韓国語で記載されているものや、日本語で記載されているものがあります。
気になる仕事を見つけた場合、直接サイトに記載されている連絡先に自分で連絡します。
韓国語初心者という方でも日本語のみでできるバイトの募集がありましたが、そういったサイトは給料が低かったり、単発でのバイト応募やチラシ配りなど簡単なものが多かったです。
私は飲食店やカフェで働きたいという気持ちがあったので、他のバイトを探すことにしました。
そして見つけたのが1番始めに働くこととなるフグ料理店でしたが、サイトでの案内が全て韓国語で表記されていたので翻訳機にかけながら見つけました。
すべて韓国語での表記だったので自分の中の応募へのハードルが上がったのですが、さらにメールアドレスはなく電話番号だけしか記載されていなかったのでかなり勇気がいりました。
1〜2日考えたのですが、結局電話をしてみることに。実際の会話を思い出して見ました。
여보세요.(もしもし)
안녕하세요.알바이트 konest보고 연락했습니다.(こんにちは、コネストを見て連絡しました。)
네.면접 내일 올 수 있을까요?(はい。明日面接に来られますか?[あんまり記憶ないけどこんな内容だったはず])
내.괜찮습니다.(はい、大丈夫です。)
그럼 1시에 오세요.(では1時に来てください。)
네.혹시 얼마나 한국어 할 수 있으면 ….(はい。すみません、どのくらい韓国語が出来たら…)
그 정도면 괜찮아요.(そのくらい出来れば大丈夫ですよ。)
네.알겠습니다.(わかりました。)
電話かける前は不安がありどうしようか悩みましたが、勇気を出して電話をかけた結果、無事面接の日が決まりました。
そして面接当日も聞かれたことは勤務日数やビザなど簡単な質問だったので、なんとか受け答えし採用が決まりました。
面接時間は5分もかからなかったくらい簡単でした。
バイト生活を実際にしてみてどうだったか
働き始めると、やはり語学力の少ない私には大変な仕事だなと思いました。
指示されても何をしろと言ってるのか全然わからず、身振り手振りで教えてもらったり、コース料理の案内を韓国語で覚えたりと勉強することもありました。
私の働いたお店は95%が韓国人のお客様だったので、何か質問されたときの対応が特に難しかったです。
そんなときは「お待ち下さい」だけ韓国語で伝えて、従業員の人に「何言ってるのかわからないです」といえば交代してくれました。
その後にどういう意味だったのかを調べて少しずつ覚えることにしました。
採用されてしまえばこっちのものなので、わからないことはどんどん聞いて覚えるのがおすすめです。
実際のバイトでは、自宅でガッツリ勉強すると言うよりは、毎日同じ言葉を繰り返し使うことが多いので自然に覚えていくような感じで学習していきました。
最初は韓国語ができなくてもバイトでは同じ作業の繰り返しになるので少しずつ覚えていけると思います。
また、海外でバイトする意味はお金を稼ぐことが目的だけではないですよね。
バイトする中で韓国語を覚えたり、新しい文化を学んだり、バイト後にみんなでご飯に行ったり、彼氏もできたりと経験を得たことが成果ではないかと思います。
自分のレベルより高いからと言って挑戦前から諦めないことが大切。失敗してもまた挑戦できる。
応募してるバイトの種類は?
どんなバイトがあるの?
日本居酒屋、ラーメン屋、通販サイトが多かったかな
当時、実際に求人を募集していたバイトは日本料理のお店が一番多かったかと思います。
数少ないですが中にはコスメショップやカフェのバイト募集もありましたが、そういったバイトは韓国語を求められることが多かったです。
「韓国語できなくてもOK」という募集で一番多かったのは日本居酒屋の募集とチラシ配りだった気がします。
ただ、「韓国語できなくてもOK」という募集でも、韓国語を使う場面は出てくると思うので、仕事しながら勉強が必要になります。
実は私はカフェでバイトしたかったのですが、日本人向けのサイトではカフェアルバイトの募集はあまりありませんでした。
カフェバイトがあったとしても個人経営のお店が多く、個人経営だと一人でお店を任される日があったりするので、トラブル対応できるだけの韓国語力が求められ断念しました。
コネストの他にも、韓国人が実際に使っている求人サイトでも応募ができ、そちらでは様々な求人が掲載されているのですが、日本人を対象としたものではないため韓国語上級レベルが必要です。
なので韓国語のレベルが上がるほどバイトの選択肢も増えます。
はじめは日本語でできるようなバイトを探し、勉強しながら次のバイトを探すことも可能ですが事前に少しは勉強しておくことをお勧めします。
余裕があればワーホリの前か、ワーホリ中に1〜2級の語学堂または語学学校に通うことをおすすめします。
コネストというサイトでバイトを探すことが出来る。韓国語初級でもできるバイトはたくさんあるが、事前勉強も大切。
日本にいる間に独学で勉強するおすすめの参考書も記事にしてあるので参考にしてみてください。
ワーホリでどれくらい語学力がアップしたか
では実際に韓国で働いてみて、どのくらい語学力がアップしたのか?
私はTOPIK(韓国語能力試験)2級 ➡ 4級になりました。
韓国語能力試験とは何?という方もいらっしゃるかと思いますが、
韓国語能力試験とは韓国の国際教育機関が主催する語学試験です。
レベルは1級(初級)~6級(上級)までがあります。
私は、語学留学の際に2級を取得することが出来ていたので、2段階アップすることに成功しました。
韓国語を使う日本料理店では約半年間勤務し、その後は日本人が経営する事務の仕事をしていたので、日本料理店でもう少し働いていたら5級が取得できたかもしれませんね。
日本に帰って来てからも独学で勉強し、今はTOPIK5級を取得しました。
TOPIKは必ずしも受けなければならない試験ではありませんが、自分の韓国語レベルの指標になるのでみなさんも是非チャレンジしてみてください。
ここまで私の経験を話してきましたが、もっと詳しく聞きたいことがある方や、ブログの記事にして欲しい内容がある方は、プロフィールから私のインスタへ飛ぶことができるので、気軽にメッセージください。
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