「ふと韓国留学へ」韓国留学って意味ある?辞めたほうがいい?

“韓国行ってなにするの?”“韓国留学って意味あるの?”というワードを目にしたことはありますか?

私が実際に韓国留学しようとネットで検索しているときに見たワードです。

この疑問についての答えは「意味がありました」です。

もし留学をする前に不安に思っている人がいたら参考にしてくれるといいなと思いこの記事を書きました。

私が意味ある留学だったと答える3つの理由

1.留学を通し普段出会えない海外の友達ができた

2.挑戦できる仕事の幅が広がった

3.文化の違いを目の当たりにし視野が広くなった

上記にあげたような理由の他にも韓国留学で得たものは沢山あります。

私が実際に韓国で語学留学とワーホリ合わせて1年9ヶ月過ごした経験を伝えていきたいと思います。

目次

韓国留学を決意したのは些細なきっけか

留学する前の私は、看護師として総合病院で勤務していました。

病院で勤務していると、人の死を見ることもあります。

私は元々好奇心も強い性格だったので、いつかは死んでしまうような人生一度きりなのだから「一度は海外で生活してみたいな」という気持ちが芽生え、韓国留学を決意しました。

そして、2年働いた病院を退職して留学しました。

留学を決めるとき、行きたい国は考えていませんでしたが、当時は韓国ドラマやKPOPが人気で、私も韓国旅行に何度か行き興味があったので、留学先は韓国に決めました。

それからは、幸いにも両親は私のやりたいことに反対することなく受け入れてくれ、友達もやりたいことは今のうちにやったほうがいいと応援してくれたので順調に話を進めることができました。

まずは動くことが大事−韓国留学準備

気が早い私は、決断したあとすぐに貯金計画の立案と語学学校探しを開始しました。

韓国語もわからない私では1人で留学準備をするのは難しいと思ったので留学エージェントを頼ることにします。

留学エージェントとは、留学の手続き(語学留学先への費用の入金,住まい探し,現地でのサポート)などをしてくれる留学手配代理店のことです。

私が留学準備で大事だと思うのはこのエージェント選びです。

エージェントによってサポート内容や金額が違いますし、選べる部屋タイプや語学学校も変わってきます。

特に英語圏ではない韓国留学のエージェントは少ないので、色んな会社に資料請求して無料相談に行くべきです。

これを面倒がるのは辞めたほうがいいと思います。

私は“ISS留学ライフ”というエージェントで準備を進めることにしました。

ただ、すべてエージェント頼みにするのではなく、私はシェアハウスに住みたかったので住む場所は自分で韓国へ行き契約してきました。

シェアハウス選びについてはこちらの記事に詳しく書いているので気になる人はチェックしてみてください。

あとはエージェントに任せておけば授業料の支払いやビザの申請方法、航空券の取り方などアドバイスくれるので順番に進めていけば大丈夫です。

私がエージェントなしで進めたことは行きたい学校の決定とシェアハウス、航空券の購入です。

行きたい学校はエージェントでもどういう特徴があるか押してくれるので、それを聞いて決めることもできます。

私は成均館大学の語学堂に行きたいと思っていたので、それをエージェントにお伝えして代理申請していただきました。

また、航空券に関しては韓国なら自分で取るのが一番安いです。

特に今だと安い航空券を比較してくれるサイトがあるのでそれを利用しました。

3ヶ月前に航空券を買うのが一番安いと聞いたことがあるので時期を見ながら購入するのがおすすめです。

実際の留学生活

ここからは韓国での留学生活をどう過ごしたかについて話します。

私は語学留学4か月とワーキングホリデー1年ちょっとを韓国で過ごしました。

ワーキングホリデーとは、アルバイトなど仕事をしながら暮らすことのできる制度です。韓国では30歳まで申請することができ、一生に一度だけ取得できるビザです。最大1年間の滞在となっています。

元々はワーキングホリデーの1年間のあいだに語学留学を4ヶ月入れようと思っていたのですが、あるエージェントから、ワーホリできる期間を短くするのはもったいないから、4ヶ月の語学留学を終えたあとに1年間ワーホリしてはどうかと提案を受け、そうすることにしました。

語学留学は成均館大学の語学堂に決め、レベルテストを受けて1級からスタートしました。

4ヶ月に2級まで勉強した後は一時帰国しワーホリビザ申請。

ビザは2週間程度で出るので、それからはワーホリのため韓国へ入国しました。

語学留学やワーホリについての詳しい情報は別記事にあるので気になる方はチェックしてください。

韓国での生活は毎日が刺激的で楽しく思い出がたくさんできましたが、もちろんトラブルもありました。

大きいトラブルは2つ。

1つ目は2020年に起きた「NO JAPAN運動」です。

「NO JAPAN運動」とは、日本製品を買わないという不買運動で、町中に「NO JAPAN」という旗や看板が掲げられ、「日本人お断り」と入口に書かれた飲食店までありました。

日本に対する嫌悪感というよりも、実際に韓国で住んでいた感想としては、ノリでイベントのように「NO JAPAN」と書かれたTシャツを着たり、看板を掲示しているお店も多かったと思います。

実際日本人だからと断られる店舗もあったみたいですが、ほとんどは入店できました。

ただ、形見が少し狭かったのは事実です。

バスの中にも「NO JAPAN」とかかれたステッカーが貼ってあることもあったので、車内では日本語を話さないようにしていました。

あるアーティストの野外ライブを見に行ったときは、「NO JAPAN」とかかれたTシャツを着た若者が目の前にいて少し気まずかったです。

そんなトラブルもあり、やはり後悔しているのでは?と思う方もいると思います。しかし、私にとっては文化を知ることができたり、人の優しさを知ることもできたり、これもいい思い出だったと思っています。

2つ目は感染症の流行です。

韓国は対応が早く、始めは感染症の広がりが少なかったですが、夜の9時以降は飲食店がやっていなかったり、マスクの着用や制限でイベントが中止になったり、被害は少なからずありました。

私はこのときすでにバイト先を見つけており、経営難でもなかったので問題ありませんでしたが、ちょうどこの時期にワーホリを始めた人は大変だったかもしれません。

また、この感染症の影響でビザの延長ができたため、ワーホリはトータルで1年4ヶ月することができました。

なぜ韓国留学は後悔すると言われるのか

色んなことを学べる留学ですが、ではなぜ”後悔する””辞めたほうがいい”と言われるのか。

理由はいくつかあると思いますが、私が考える理由はこれです。

韓国留学は後悔すると言われる理由

1.今ある仕事を手放さなくてはいけないことが多い

2.費用がかかる

3.世界共通言語の英語ではないから覚えても意味がないと思われている

2.自分が留学経験ないため未知のものに対する不安がある

1.今の仕事を手放すことになるため

これはネットで稼いでいる人以外、ほとんどの人が当てはまることだと思います。

今の仕事を何年続けているか、やりたい仕事なのか、稼ぎはいいのか、など条件によって重大さは変わってくると思いますが、絶対にブチ当たる壁ですよね。

私は新卒で2年勤めて退職しました。

よく「仕事を3年間は続けろ」と言われませんか?

私も当時は上司に散々言われて退職することを否定されていました。何度も面談し最終的には「留学費用を支払ったから退職する」と強行突破した記憶があります。

確かに3年務めると多少仕事になれて、一通り覚えることができるでしょう。

しかし、結局退職するのですから私にはあと1年頑張る意味がわかりませんでした。

人生いつ何が起こるかわからないのに待てないと思ったからです。

実際問題、これはそうなったから言える話しですが、1年延期していたら感染症拡大で留学に行くことができなかったと思います。

ただ、私が簡単に仕事を辞めることができた理由は手に職があったからというのも事実です。

いつでも看護師に復帰することができるという思いもありました。

なので、みなさんがどういった環境で働いているかも職を手放すことができるか、という問題になるのではないでしょうか。

私がみなさんにおすすめすることは、帰国後の仕事をある程度決めてから辞めることです。

何年か先でわからないとは思いますが、ある程度は今の仕事に戻りたいのか、韓国語を活かして仕事をしたいのか、全然違う仕事を考えているのか、など。

ある程度未来を想定しておくと、自分で最善の選択をすることができると思います。

2.費用がかかる

これに関しては今後悔するというよりも、後悔しないためにしっかり考えておくべき項目です。

自分のできる貯金の額に応じて留学期間を決めないと、お金がなくなって帰国する、帰ってきてから困る、などトラブルになって後悔することになります。

思った以上に急な出費が発生することもあるので、しっかりネットで調べておいてください。

私も記事にしているのでよければ参考にしてください。

3.英語ではない言語を覚えても意味ないと思われている

日本よりも人口の少ない韓国。世界共通の英語ではなく韓国語を学ぶことに意味を感じられない人がいるため、“なぜ韓国に行くのか”と言われます。

確かに英語を学べば世界中の人と話すことができたり、仕事にも役立つ場面が多いと思います。

ただ、それを理由に韓国語を学ぶのは意味がないと言うのは違うと思います。

韓国語を学ぶことによって、今まで知らなかった知識を得ることができますし、友達も増えました。

今はKPOPが人気なので、韓国語を話せる人は世界中に多くいます。

また、韓国は美容大国でもあるので、韓国語で表記された化粧品を理解し最先端の美容を学ぶことができますし、ダンスレッスンも現地で受けることができます。

さらに韓国人は英語を話せる人が多いので、自分がその気になれば英語も学ぶことができる環境です。

他にも、韓国に行く理由は言語を学ぶだけではありませんよね。

飲食店で働く人なら韓国料理を学ぶことが出来ますし、旅行関連の仕事なら現地の観光地を知ることができます。

ダンスや歌を習いたい人もいると思いますし、韓国で皮膚美容師の資格を取得して美容関連で働くこともできます。

自分がどう留学生活を送るかによって後悔せずに経験を得ることができると思います。

私も今から留学するならYou Tubeを始めたり、可愛いギフトショップのお店をみつけて、帰国後に仕事として繋げられないか挑戦してみたいと思います。

後悔しない方法を目標を持って留学することです。

2.自分が留学経験ないため未知のものを否定する

こういう場合もあると思います。

特にこれといった理由はないけど、海外だから危険かもしれないし、何年も日本を離れることになるし、食生活が合わないかもしれないし、”とにかく辞めときなよ””後悔するよ”と。

そうですね。

確かに海外なので安全かと言われたらわかりません。

食事も合わない可能性もあるし、日本が恋しくなるかもしれません。

ただ、想定しておけばある程度回避したり、打開策があると思います。

食事が合わなければ、日本食レストランに行ったり、イタリアンだってあります。日本からインスタントの食材を持っていくこともできます。

安全な場所を探して住まいを見つけたり、危険な場所には行かないようにしたりすることもできます。

それでも不安がある人は無理に留学しなくてもいいかもしれません。

自分で解決策を見つけて、留学を検討してみてください。

おわりに

転職中に暇な時間が出来たことでブログをはじめてみました。

この記事を読んでみてどうでしたか?

誰かの何か挑戦するきっかけの後押しができたらいいなと思います。

韓国留学についても、これから情報を発信していきたいと思っています。

またお時間あれば見に来てください。

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この記事を書いた人

韓国留学から帰国後は旅行を仕事に。
日本全国制覇が最初の目標。
貯金して世界一周の旅を目指す。
旅で得た経験を記事にして発信。
質問やお仕事依頼は随時受付中。

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