韓国へ留学しようと思ったとき、どこに住もうか悩みますよね?
せっかくなら現地の方と仲良くなりたいと思いませんか?
私はそこで、シェアハウスにしようと決めましたが、どうやって探せばいいのかわからず困った経験がありました。
その頃は韓国語も話せなかったですが、何とか自力で契約することができ、約5か月間シェアハウスで過ごしたので、その方法についてお話したいと思います。
★自力で契約できるが韓国語ができないとそれなりにリスクがある
★シェアハウスを探すなら「Come&stay」
★アプリの操作方法
★知っておきたい韓国語
●韓国語を知らずの契約にリスクがあることは理解しよう
「韓国語初心者でも自力で契約できますか?」に対する答えは「できる」です。
ただ、リスクがあることは理解しておいたほうがいいです。
なぜなら韓国でも詐欺が多く、外国人だとぼったくられやすいからです。
実際私の友達で、退出するときに「高額な清掃料を請求され、戻ってくるはずの保証金から引かれた」という出来事がありました。
その友達は中級程度の韓国語力で、大家さんにも抗議していましたが、それでもお金は返ってきませんでした。
私は何事もなく契約し暮らすことができましたが、実際にこういったエピソードあったので選ぶ家は慎重に決めましょう。
この話を聞いて、不安に思う人は多少金額が上がっても仲介業者を使うことも視野に入れるといいと思います。
「リスクは理解したけど自力で部屋を確保したい!」という方は続きをお読みください。
●シェアハウスを探せるサイト「Come&stay」
私は「컴앤스테이(Come&Stay)」というサイトでシェアハウスを見つけました。
これは韓国人に教えてもらったサイトです。
リンクは下記になります。サイトに入ると一番下にアプリもあるので、アプリが使いやすい方はダウンロードするのがおすすめです。
またはストアで「 컴앤스테이 」をコピペして貼り付けて検索してみてください。
アプリ内は全て韓国語または英語になるので、翻訳機を使いながらの作業になります。
まずは会員登録をしましょう。
初めに「회원가입(入会)」をクリックします。続いて下記情報を入力してください。
이메일 주소 입력:E-mail住所
이름:名前
남성(男)여성(女)
출생년도 숫자4자리입력:誕生日(西暦4桁)
국적을 선택해 주세요:国籍選択➡(日本)
비밀번호 입력 8자리 이상:パスワード(8文字以上)
비밀번호 확인:パスワード確認
□空室及び新規オープンハウスの情報が盛り込まれたニュースレターの受信に同意(チェック)
会員登録することで、利用規約・個人情報の収集・利用、メール受信に同意することになります。
入力した後に「 회원가입 (会員登録)」をクリックすると会員登録完了し、メールが届きます。
そしてログイン(로그인)は➡「이메일(E-mail)」「비밀번호(パスワード)」を入力し「로그인(ログイン)」をクリックしてください。
あとは住みたい場所を探す作業
「쉐어하우스(シェアハウス)」を選択して「검색(検索)」をクリック。すると募集しているシェアハウスがある地図が出てきます。
あとは地道作業!住みたい場所や学校が近い場所にある建物をクリックしては条件をみる、クリックしては条件を見るの繰り返し。
気に入った物件は☆マークを押すと「관심하우스(関心のある家)」という場所に保管されます。
また、入居の問い合わせをしたい場合は「집주인과 상담하기(主人と相談する)」というボタンをクリックすればやり取りができます。
やり取りは韓国語または英語になると思いますが、そこは翻訳アプリを使用しながら試してみてください。
●家探し・アプリ使用時に知っておきたい韓国語
・지역(地域)
・지하철역(地下鉄駅)
・대학교(大学)
・오픈일(オープン日)
・보증금(保証金)
・월입대료[월세](家賃)
・방수(部屋の数)
・입주조건(入居条件)
・최소계약기긴(最小契約期間)
・~만원(万ウォン)
・쉐어하우스(シェアハウス)
・원룸(ワンルーム)
・역세권(駅チカ・駅周辺)
・상세정보(詳細情報)
・방 정보(部屋情報)
・하우스 소개(ハウスしょうかい)
・제공소비스(提供サービス)
・제공시설(提供施設)
・입주희망일(入居希望日)
・입주문의(入居の問い合わせ)
●できれば契約前に部屋見学に行くのもおすすめ
私は上記の通り、アプリで学校近くのシェアハウスを探しました。
すぐに契約することもできたのですが、実際に一度部屋の様子を見ておきたかったので、翻訳機を使いながら問い合わせをし、見学の日程を決めていただきました。
実際に見学することで、写真ではわからなかった部屋の広さや、掃除が行き渡っているのか、周囲の施設はどうか、など知ることができるので渡韓できるようになったら見学に行くのがおすすめです。
私が実際に入居したシェアハウスは1人部屋でキッチンやシャワーは共有、週に1回清掃業者が入るのでとても綺麗なシェアハウスでした。
私が住んだもっと詳しい情報はこちらの記事に載せています。
ただ、現在は直接見に行くという選択は難しいと思うので、アプリでのやり取りのみになってしまうと思います。
その後、見学の日程に合わせて韓国へ行きお話を聞きました。
家の管理人は英語が話せたのですが、私が話せず。しかし、事前に日本人だと伝えておいたので、少し日本語を勉強しているという人が手伝いに来てくれていました。
難しいことに関しては翻訳機を使いながら説明し、入居日を決定しました。
あとは日本から契約料金を海外送金し、留学初日に訪問して入居させていただきました。
●私がシェアハウスを選んだ理由
韓国ではワンルームなどの家を契約しようと思ったときに、保証金というものが必要になります。
保証金とは入居する前に大家さんにお金を預けて、退出するときに全額返ってきます。(家の中の備品などを壊した場合には保証金から最後に引かれる場合もある)
保証金の額は大体30万円~50万円程度です。
基本的に全額返ってくるので、無くなるわけではありませんが中々大きい額ですよね?
私もこの保証金に少し悩まされました。
住む形態というと、基本的にワンルーム・シェアハウス・コシウォンを考える人が多いと思いますが、コシウォンとシェアハウスは保証金の額が比較的安く済みます。
コシウォンとは、個人の部屋の中にベッド・トイレ・シャワー・机などが設置されていて、キッチンや洗濯機は共同というものが多いです。そして保証金は無い場合や、あったとしても安く、家賃も安いです。
ただ、非常に狭いです。画像検索すると大体どんな感じかわかると思うのですが、ほとんどベッドの上で過ごすことになります。そして友達も呼べない場合が多いです。
私は荷物が多い方なので、収納スペースがないのは厳しいと考えコシウォンは辞めました。
ワンルームは保証金が高いことと、自力で契約ができる韓国語能力を持ち合わせていなかったので断念。
あとは、韓国人と仲良くなりたかったので、一番交流する機会のあるシェアハウスを選びました。
●シェアハウスで暮らしてどうだったか?
私が選んだシェアハウスはそれぞれの個室にベッドと机がある部屋で、キッチン・バス・トイレ・洗濯機・乾燥器は共有でした。
乾燥機があったのがとっても便利でした!
トイレとシャワーは共同ですが、同じ階に4つもあったので不便はなく、週に1回清掃スタッフが入っていたのでとても綺麗でした。トイレットペーパーは各自準備なので、みんな部屋の前にトイレットペーパーが置いてありました( ´∀` )
同じ階には7人ほど住んでおり、全員韓国人。1人ずつ個室があるのでほとんど接する機会はありませんでしたが、たまにキッチンへ行くとご飯一緒に食べようと誘ってくれました。
入居している人の中に多分医学生がいたのですが、一度夜中にトイレへ行こうと部屋からでたら、リビングにガイコツの頭が置いてあってドキッとしました。。。。
また、入居の際にキッチン用品の使い方も説明してくだったのですが、「これは炊飯器だよ」と開けた瞬間さつまいもが沢山入ってて笑っちゃったエピソードもありました。
プライベートもしっかり確保されていて快適でしたが、交流したいとなるともうちょっとオープンな環境のシェアハウスでもよかったかなと思います。
●終わりに
シェアハウスを自力で契約することは可能だが、初心者は仲介業者を通した方が安全。
自分の条件を確認しながら、シェアハウスかワンルームかコシウォンかなど選択する。
シェアハウスを自力で探す方法として 「컴앤스테이(Come&Stay)」 というアプリがある。
韓国人と交流できるかできないかはシェアハウスによって違いがある。
住む場所はとても重要なので、韓国留学する際にはよく考えてみてください。