ビビンバといえば本場韓国!その中でも特に有名な全州にあるビビンバを紹介します。
●【大人気】過去一番のビビンバ
今回、私がご紹介したいのは、本場韓国の中でも特に有名な全州にあるビビンバ。
お店の名前は「하숙영 가마솥비빔밥(ハスギョンカマソッビビンバ)」です。
今は三代目で、元々の名前は「중앙회관(チュンアンフェグァン)」といい、韓国のテレビでも紹介される有名店です。
マップアプリでは、新・旧どちらの名前で検索しても出てきます。地図を記事内に載せてありますので、ご確認ください。
ただ、一つ注意点はソウルに「전주 중앙화관 명동본점(全州チュンアンフェグァン明洞本店)」という店がありますが、こちらは違う店なので注意してください。今回紹介しているのは全州にあるお店です。
全州がどういうところなのかは後でお伝えすることにして、さっそくどんなビビンバなのがご紹介しましょう。
●気になるビビンバのお味は?[写真付き]
お店の営業時間は月~金は11:00~21:00(ブレイクタイム16:00~17:30)
土曜はブレイクタイムがなく、日曜は17:00までの営業のようです。
私たちは土曜日の14時に店に到着したのですが、 大行列。約15組程度待っていました。
どこが最後尾かもわからず一度店内に入ってみると、人数を聞かれ、番号札を渡されました。
それをもって近くで待機。この日は8月でとても暑く、途中で離脱する方もいらっしゃったので待つこと30~40分程度で席に案内されました。
メインメニューは一般的なビビンバ[13,000won]と、ユッケビビンバ[16,000won]の2種類。他にも数品サイドメニューがありますが、ほぼ100%の人がビビンバを頼んでいました。
注文すると、2分経たないうちに机の上はおかずがズラーっと並びました。私たちが注文したのは「ユッケビビンバ」のみ。おかずは全てサービスです。
韓国にあまり行ったことない方はびっくりされるかもしれませんが、韓国ではメイン料理を注文すると様々なおかずが無料でついてくることが多いです。
でも、ここまでのクオリティーのおかずは中々ないと思います。この後テンジャンチゲもサービスでついてくるのですが、このテンジャンチゲも美味しかったです。
ある韓国人から聞いた話なのですが、日本へ行ったときに、「ちょっと高めの料理頼んで期待して待っていたら1品だけ来てびっくりした」と言っていました。日本人からしたら頼んでもないのにおかずが出てくるほうがびっくりだよと思いました( ´∀` )
そのあと3分もしない内にメインのユッケビビンバ到着!
ここではビビンバの具材と釜に入ったご飯が別々に出てきます。ここが有名な理由の一つはこの釜ご飯でしょう。とてもホクホクで美味しそう、そしてビビンバの具材もたっぷり。
お米をお皿に移し混ぜていたら、店員さんが回ってきて、「辛いのは好きか?」と聞かれます。好きだと答えると特性唐辛子ソースを入れて、直接混ぜてくれます。このソースが味の秘訣なのか?
そして完成したのがこちら
口に入れた瞬間に香りが広がり、本当に香ばしくて、どこを食べても味がしっかり旨味たっぷり!でも味が濃すぎることもなく過去一番の美味しさでした。
特性唐辛子ソースを入れてもらいましたが、食べてすぐ辛いというよりも、後から少し辛みが残る感覚で、辛いのが得意でない友達も食べることができていました。
(もしかしたら韓国食を食べ過ぎて辛さに対する耐性が出来ていたかもしれません。)
辛いのが苦手な方は少しだけ入れてもらうといいかも?
注意:現在は感染症の影響で直接混ぜるサービスはやってないみたいです。感染症が治まったら再開されるといいですね。 ちなみに、 一人での食事は入店できない店もありますが、この店は1人でも食事可能ということでした。
●ここで覚えておきたい韓国語
・何名様ですか?:몇분이세요?(ミョップニセヨ)
・辛い味は食べられますか?:매운맛 잘드세요?(メウンマッチャルトゥセヨ)
・はい/いいえ:네(ネ)/아니요(アニヨ)
・少しだけ入れてください:조금만 넣어주새요(チョグムマンノオジュセヨ)
●おこげはデザートに食べる
ご飯を釜からお皿に移した後、お米が釜に張り付いて取れない部分がありますよね?
好きな人は、お米の残った釜に水を入れて蓋をし、「누룽지(ヌルンジ)」を作ります。
ヌルンジはビビンバが食べ終わった頃にはお米がふやけて食べれるようになります。
ヌルンジとはおこげのことで、韓国では昔、おこげを間食として食べていたそうです。詳しくはこちらの【韓食ペディア】に記載されていたので、気になったかたは覗いてみるといいかもしれません。↓↓
●全州ってどこにあるの?何が有名?
そもそも全州とはどこにあるのか?
全州は韓国の都市部であるソウルよりも南に位置しています。
ソウルにある龍山駅から全州駅までKTX(韓国高速鉄道)で約1時間半。東ソウル高速バスターミナルから出る高速バスで約3時間で到着します。
全州といえば、韓屋村が有名ですが、先ほどのビビンバの店はそこから徒歩約10分程度の距離にあります。
午前中に韓屋村を観光してからビビンバを食べてもいいですし、ビビンバ食べてから観光して、韓屋カフェに行くのもいいですね。
あとは植物園や「오목대(オモクデ)」という高台にあるスポットも有名です。
オモクデはちょうど工事中で入ることが出来なかったのですが、韓屋村と植物園には行ったので、後日記事をアップしますね。
●おわりに
ここで紹介した全州のビビンバは本当に今までで一番おいしかったです。まだ一度しか食べることがで出来ていないので、もう一度食べに行きたいと思っています。
ソウルからは少し離れていますが、2泊3日あれば十分に楽しめるのではないかと思います。
全州の観光スポットはまた記事をアップしていくので興味のある方はご覧ください。
うさぎもち